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Profile
株式会社メディヴァ
代表取締役 大石佳能子
大阪府箕面市出身。 幼少時代をニューヨークで過ごす。 大阪大学法学部卒業。 ハーバードMBA。 マッキンゼー・アンド・カンパニーのパートナーを経て、(株)メディヴァを創業。 マッキンゼーではマーケティングと小売業、ヘルスケア部門を担当。 消費者視点での商品・サービスづくりを数多く立ち上げる。 著書に「消費者最優先企業の時代」(共著)、マッキンゼー・クオタリーにマーケティング、ヘルスケア関係の論文多数。 厚生労働省「これからの医業経営の在り方に関する検討会」、厚生労働省「社会保障審議会福祉部会」、日本経済調査会「これからの医療の在り方に関する検討会(大星委員会)」委員。
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医療経済を斬る メディヴァ代表 大石佳能子による連載コラム
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「空・雨・傘」

暖かい日が続き、桜も散ってしまいましたが、今年のお花見はいかがでしたでしょうか?用賀では駅前のスーパーから桜の名所の砧公園まで、お弁当やビールを手にしたお花見客の列がつながっ
ていました。

さて、メディヴァでは今年は社内研修の充実を目指しています。
皮切りに「メディヴァの求める人材」というセッションで意識合わせを行い、その後「ロジカルシンキング」や「コミュニケーション」等の技術編の研修を行いました。

先日開催した時は「空・雨・傘」がテーマでした「空・雨・傘」とは、「空が曇っている→雨が降るかもしれない→傘を持っていこう」という思考の流れを指しています。「空」(事象)を見て、「雨」を予測し(判断・評価)、「傘」(アクション)につなげます。
「空・雨・傘」は、同時に常に「so what?」(だからどうなのか?何をすべきか?)、「why so?」(何故そう思うのか?それは本当か?)を繰り返し問うことも意味します。
課題を考えるときや、報告するときに、単に事象を捉え、伝えるだけでは不十分で、必ず「なぜそうなったのか?」と「だからどうするか?」を併せて考えることが必須である、ということです。

たとえば「患者さんが減っています」、「ミスが起こっていますという報告をするときには、必ず「何故そうなのか?」、「だからどうするのか?」を併せて考え、報告しないと単なる「子どものお使い」になってしまいます。
簡単なようですが、実際の仕事の場面では「空・雨・傘」どころか、「空・空・空」のように、事象だけを捉えて、判断もアクションもないケースや、下手すると「空・空・地面」のように、関係ない事象が混ざっているケースが見られます。
また、一見「空・雨・傘」の形態をなしているのですが、何故その「空」から、「雨」、「傘」が導かれるのか、論理的に分からないケースにもよく遭遇します。その多くの場合は、「傘」がすでに決
まっていて、どの事象も「空」、「雨」に結びついているケースです。

仕事の場面で確実に「空・雨・傘」を考えることは簡単に見えますが、実は難易度が高く、しかし身につけると応用範囲が広く、日常業務の効率が確実にアップします。読者の皆様もご興味のある方は、是非試してみてください。

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