間食は、食べることが肥満の原因のように言われることが多く、やめることが健康な食生活のように思っている方も少なくありません。また、間食をしなくても平気な方もいらっしゃいますが、上手に間食していないことが体調不良の原因になることも少なくありません。
間食は、「お腹を満たしたい」という空腹感だけでなく、「心を満たしたい」欲求も満足させたり、
さらに体を健康に保つ大切な働きがあります。
このときのポイントは、①甘さ、②口の刺激の量と種類、③水分と重さです。
●今回Part3では ③の【水分と重さ】についてご説明いたします。
間食というとき、多くの方は、お菓子やデザート類、果物、あるいはおにぎりや焼き芋など固形の食べ物を指しています。しかし、間食には、エネルギー補給も大切ですが、もっと大切なことは、水分補給です。
それは、単に飲み物というだけでなく、食品中の水分も重要となってきます。私たちの体の約60~70%は水分です。(新生児は約80%、高齢者は約50%)しかし、遊びや仕事に熱中しすぎて、あるいは、老化現象のひとつとしてのどの渇きを感じにくくなり、半日、何も飲まずに過ごしてしまうことが、疲れやすさの原因であったり、時には発熱や、高血圧、便秘の原因であったりすることもあります。ですから、間食では、必ず飲み物をセットにしたり、水分の多い食品を選ぶことが大切です。
また、水分の多いものという視点で間食を考えていくと、必然的に重さが重くなります。例えば、パン1個よりおにぎりや焼き芋1個の方が、クッキーやスナック菓子より、ゼリーやヨーグルト、果物の方が見た目が同じでも水分が多いため重くなります。
その重さは、満腹感に繋がるのですが、水分が多い食品は一口あたりのカロリーが低くなるので、体重を気にされる方にはとくにおすすめです。
水分の少ない食品は重さも軽いため、たくさん食べることができてしまう結果、高カロリーとなり、太る原因にもなりますが、少量で補給したい方には最適な間食となります。
空腹感の中には、のどの渇きも含まれています。ついつい食べ過ぎてしまうことを気にされている方は、まず、いつもより水分の多いものを選びましょう。水分の少ないものを間食にする時は、糖分ができるだけ少ない飲み物を飲んでから、食べ始めると食べ過ぎにくくなります。このとき、ヨーグルトドリンクや牛乳、甘いカフェオレ、ココア、100%ジュースなどは同じコップ1杯でも、水分補給+エネルギー補給になるので飲む時間や組み合わせる食べものに注意が必要です。
健康維持のために体にやさしい間食の食べ方を心がけ、間食を楽しみましょう。





