いちご
幼少時代4月末ごろ、畑の近くを通るといちごの甘すっぱい匂いがしまし
た。春になればいちごが食べられると思って育った私ですが、ハウス栽培が
盛んになりいつ頃からいちごの旬は11月から4月となりました。輸入品も充
実し年中手に入るようになりましたが、今回は今一番旬の「いちご」につい
て書かせていただきます。
▼歴史
いちごの歴史は古く野生種は石器時代にまでさかのぼりますが、栽培用と
して作られたのは、17世紀ごろ北アメリカのバージニアいちごと南アメリカ
のチリいちごがヨーロッパで改良されたものが最初とされています。
日本には、18世紀ごろオランダ人により長崎に入ってきたとされています
が、一般に広まったのは、20世紀以降。日本に定着して100年余りですが、
現在では世界一の生産国となっています。
▼種類
いちごはバラ科の植物で、「女峰」「とよのか」などの有名ないちごから
「きいちご」などの野生種までいれると50種類はあるとされています。また
同じバラ科には「さくらんぼ」「梨」「りんご」などがあります。
▼栄養
ビタミンC(みかんの2倍)、食物繊維(バナナと同量)が豊富で、いち
ごの甘み成分には砂糖の25%もカロリーが低いとされている天然キシリトー
ルが含まれているため、カロリーも100g(約8個)で32kcalと低いのが特徴
です。
ビタミンC効能・・・皮膚・血管・粘膜の強化(風邪予防、美肌効果)、
ストレス対策、疲労回復
食物繊維効能・・便秘予防
▼選び方
(1)赤さが全体に均一で、色が鮮やかで光沢があるもの
(2)へたはピンと張っていて、緑色が濃く長くイキイキとしているもの
(3)パック詰めのものは、パックの底を見て「つぶれ」「いたみ」がない
かをチェック
▼食べ方
新鮮が一番
(1)いちごは食べる前に洗う(ビタミンCは水に溶けやすい性質をもって
いるため)
(2)洗った後にヘタをとる
(3)食べきれないものは1個ずつ冷凍し、その後まとめて密封し冷凍する
《果実酢を作ってみよう~いちご酢~》
<材料>
いちご・氷砂糖・酢=1:1:1
“例”いちご1パック(約250g):氷砂糖250g:酢250g
<作り方>
(1)ビンを熱湯消毒します
(2)いちごを洗い、ヘタをとります
(3)ペーパーで1個ずつふき水分をふき取ります
(4)いちご、氷砂糖、酢の順に入れます
(5)氷砂糖が完全に溶けると飲み頃です(約2週間)たまにビンを振り
混ぜ合わせます
(6)氷砂糖が溶けたら、いちごは取り除きます
(管理栄養士 平尾博美)





